ハラダプライベート

まっこと愉快なプライベート空間

引っ越しの話

最近引っ越しした、今まで使っていたものを思い切って捨てて、新しい場所でいろいろと新たに買い直している、そこで気づいたのは、高さのある生活でないとかなり不便な思いをするということだ、自分が地面とかなり近づくときというのは、基本的に寝るときくらいなので、地面と接する機会はあまりない、地面と話していないせいか、地面も私に対してよそよそしい感じがしないでもない、元来、地面というものは無口で頑固で自分からは話しかけてこないタイプである、その反面、真面目で一途で約束したことは必ず守るという男らしさがある。

そんな地面のことが嫌いではない、しかし、少し系統が違うというか、私がいつもつるんでいる椅子とかテーブルだとか、そのあたりとは微妙に距離があるような気がするのだ、確かにノリもそんなに悪くない、むしろいい方だと思う、でもなんだか地面は違う、最近気づいたことではあるが、地面は誰にでも同じように接するところが私にとって、私たちのグループにとって少し違和感を感じるのではないか、悪く言えば八方美人なのではないか、たしかに、地面はまじめでありつつも誰とでも接することができる寛容さがある、俺たちグループもそこは評価している、評価してはいるが、なんとなく、いけ好かないんだと思う。そう気づいた。椅子はたまに意地悪なところがあるから、この前地面と擦れあって大きい音出して喧嘩してた。どうやらお互い机のことが気になっているらしく、話の流れで机の話になり双方の思いの強さで喧嘩したんだとか、もっとも、実は私が机と付き合ってるって話をしたらあいつらビックリしてたなあ、テレビの奴盗み聞きしてて一瞬パッと電源ついたの俺見てたからな、気付かないふりしてたけどさ。

あれ、これ怖い話?