野球の神様と言われたベーブ・ルース。彼にはさまざまな伝説が残っているが、中でも有名な話は病気で入院中の少年に「君のために、次の試合でホームランを打つよ」と約束し、実際にホームランを放ちその約束を果たす、さらにその少年は、それがきっかけとなり病気を克服した。との逸話がある。
ベーブ・ルース―やくそくのホームラン (講談社 火の鳥伝記文庫)
- 作者: 久米元一,境木康雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/11/19
- メディア: 新書
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ベーブ・ルースばっかりズルい。
オレもそういう逸話が欲しい。
もし自分が、入院している見知らぬ少年に出会ったら。こんな約束をしよう。
「君のために、明日遅刻せずに、会社に行くよ。」
コレくらいならできそうだ。しかし、コレぐらいでは少年の病をいやすことは難しそうだ、少年のためでなく自分のためだし。それならコレはどうだろう。
「君のために、トイレの電気はちゃんと消すよ。」
誰でもできる。そんなんその少年でもできる。なんの勇気もえられない。
「君のために、定食のご飯の大盛りは控えるよ。」
自分のためである、ダイエット中である。
「君のために、習い事を始めるよ。」
何の習い事かも分からないし、それによって少年にどんな効果があるのかも漠然としている。ホームラン教室とかなら話は変わってくるが、そんな教室は聞いたことがない。
「君のために、僕がいる。」
嵐だ〜!!って少年が喜んでくれればそれはそれで良いのかもしれない。
結論:やっぱりベーブ・ルースはすごかったんだなあ。