相撲用語は意外と普段の生活で使用されている。
まずは有名な例を挙げてみたい。
ごっちゃんです
「ごちそうさまです」と言う意味らしい、サッカーでオウンゴールのことを「ごっちゃんゴール」と呼ぶように、相手から頂く場合に「ごっちゃん」と言う言葉を使う。
勇み足
やりすぎの失敗をしてしまうと言う意味である。相撲で、相手を追いつめながらも勢い余って自分が土俵から出てしまうことからこの言葉ができたと言う。
揚げ足を取る
相手の言いまちがいや言葉じりをとらえて非難したり、からかったりすること。相撲で、相手が技を掛けようとしたときに逆に相手の足を取って勝つことを言う。
上記のように聞き覚えのある言葉が並んだ、他にもたくさん日常に使われる言葉が存在する。
しかし、普段使いできそうなのにあまり浸透していない相撲用語があるのも事実。そこでまだくすぶっている相撲用語を発掘していきたい。
二枚鑑札
大相撲において、現役の力士又は行司が年寄を兼務することである。
つまり、プレイングマネージャーみたいなことである。今で言えば中日の谷繁兼任監督である。
使用例:放送席、放送席、本日のヒーローは谷繁「二枚鑑札」です。
えびすこ
相撲業界では大食いの人のことを「えびすこ」と呼ぶ。これも、普段使いできそうな言葉だ。
使用例:ジャイアント白田は「えびすこ」だ。
木村庄之助
木村庄之助は相撲の行司の中で一番偉い人である。いわば行司のセンターだ。
使用例:次のGYJ45の新しいシングルは「上から木村庄之助」だ。
もろ出し
別名、不浄負け。要は力士のアレがもろに出てしまうことである。
使用例:あの課長、この前の飲み会で「もろ出し」だったよ。
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結論:もろ出しで負けたくねえ