最近、huluを登録してみた。
なかなか面白い、映画はよく観るけどドラマはあまり観ていなかった(強いて言えば古畑任三郎、スペックなどの割と短編で終わる系は見てた)が、登録してから以前よりも観るようになった。好きなお笑いの番組もそこそこあるし、月額933円(税別)は意外といいかもしれない。
さて、ドラマを観ない自分がなおさら観ないのがアニメである、アニメが嫌いなわけではない、しかし完全に自分のペースで物語を観進めることができるマンガがあると、どうしてもそっちに行ってしまう。
アニメのみのオリジナルもあまりみたいと思うものもなく、強いて言えばジブリ作品くらいなものである(調べるとあれもマンガ原作ちょこちょこあるみたい)。
そんななか、最近久しぶりに観たアニメが「おそ松さん」。
これが結構面白い、ベースとして赤塚不二夫の「おそ松くん」があるものの、そこを知らない世代でも楽しめる内容で(むしろそこが前提か)、物語のテンポも良く、現代社会を揶揄するようなブラックユーモアも、わりに過激な下ネタもそこそこ効いてて笑える。
若い女性の間で社会現象的に人気があるらしいが、それもわかる。色使いがカラフルでポップなのである、しかもカラフルの中でも少しでも淡い色を使うところとか、かなり今っぽい。きゃりーぱみゅぱみゅとかをなんとなく彷彿とさせる色合いだなと感じる。
物語の内容は言わずもがな、「おそ松くん」の6つ子たちが大人になった日常が描かれている(「おそ松くん」のようなドタバタコメディといった内容)。もちろん、イヤミだとか、おでん好きなチビ太とか、その辺りも大人になって出てきて非常に面白い。チビ太とかおでん屋さんになってるし。
こういった、リバイバルというか、子供が主人公だった物語を改めて見ると、妄想の世界を膨らまされたようで、なんだかワクワクする。そんな感覚になるのは自分だけではあるまい。実際人気があるというのが何よりの証拠だ。
この、おそ松さんよりも前から同じようなリバイバル系の、大人になりました系の内容はいくつかあった。
印象に残っているのは、サザエさん。
これはCMのみだったけど、なんだかワクワクした記憶がある、特にカツオ役が浅野忠信でいい年してでかい口を叩くあたり、少し胸が苦しくなりつつも、変わらないところに安心したような、そんな記憶がある。
今後どんな物語がリバイバルされるんだろう、というか私個人が勝手にリバイバルしてほしいものがある。
リバイバルを期待する作品
最近では「大人ガリガリ君」というアイスが出ているらしいが、ガリガリ君自体が大人になった姿をみてみたいものである、「ガリガリ君」が大人になるとやはり「ガリガリさん」といったところだろうか、社会にまみれてイライラしてる「カリカリさん」になってたり、年をとって太ってしまい「ブリブリさん」になってたりすると少し深みが増すのだろうか。
いや、ちょっと待て、私はガリガリ君のなにを知っているんだろう。本当は何も知らないような気がする、というか知らない、なんなんだ「ガリガリ君」って、いったいなんなんだよ!教えてくれよ俺に「ガリガリ君」をっ!誰か助てくださいっっっっ!!
世界の中心でガリガリを叫んだところでまずはガリガリ君について知ろう。
ホームページによれば、このように埼玉県の深谷市というところの出身だということがわかる、なるほどこれはガリガリ君が製造されている赤城乳業株式会社の所在地でもあり、ここでガリガリ君が生まれたということか。
ガリガリ君は小学生であり、何年生かは不明のようだ、2000年までは中学3年生という設定だったらしいが、なぜ小学生になったのだろう。見た感じは高学年ほどの落ち着きはなく、低学年ほどの幼さもない、おそらく四年生なのではないだろうか。というか、なんというTシャツ着てるんだガリガリ君は、ちょっと欲しいじゃないか。
そして何より無視できないのが変身するとシャリシャリ君になるという秘密である、秘密より何より変身?なぜ?となるところではあるが、そこをグッと我慢して変身した姿を確認しておきたい。
見覚えのある人もいるだろう、かれこれ3年ほど前に販売されていたこのシリーズ、私も何度か買って食べた記憶がある。なぜ変身したのかについてはわからないままであるが、赤城乳業株式会社的には「華麗なる失敗」とのことで、ガリガリ君がカリカリする前にこれ以上触れるのはやめにしよう。
そんなガリガリ君の大人版をみてみたい、普通のサラリーマンとして頑張るガリガリ君か、意外に経営者になってたりして、はたまた流浪の旅人的な流れも面白そうだ。もしかしたらそのまま大人になってもガリガリ君は小学生のガリガリ君のままなのかもしれない。
ガリガリ君の今後の動向に目が離せない、こともない。
こんなのもあるらしい、知らなかった〜〜