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HARADAプライベイト

見ろ、あれが俺らが探していた両国国技館だ。見ろ、あれが俺らが憧れた力士だ。見ろ、あれが俺らが恋い焦がれたちゃんこ鍋だ。みろ、あれが俺らが求めていた力士の(やけに美人な)嫁だ。

もってこいもってこい〇〇!

プロ野球の試合観戦に行くと、どの球団にも必ず応援団がおり、各チームのファンたちは応援団が中心となってそろいの応援を行う。
それは見事なほどにそろいもそろう、いつそんな振り付けを覚えたんだというほどに外野スタンドのファンの振り付けはそろっている。
そんな中ではあるが、私はあのような応援があまり好きではない、静かに観戦したい派である。一応、バット型のメガホンを持って応援はするし、一応、応援グッズを買うこともある。でも、できれば静かに観戦する時があってもいいと思う。少し気になるのが応援のワードである。



応援で気になるワードたち


かっとばせ!

かっとばせ、とはかっ飛ばす、つまりボールを遠くに飛ばすことを命令しているワード。ボールを遠くに飛ばせと言っているのだ。選手側からすれば今からボールを遠くに飛ばそうとしているのにそんなこと言われなくてもわかっていると不満爆発だろう。

もってこい!

ボールをスタンドまでもってこい、という意味だ。これも選手に大変無礼である、選手たちは普通のサラリーマンよりもずっと高い給料をもらっているのだ。資本主義社会に生きる私たちの考えからすれば高い給料をもらっている選手が一番偉い。その選手にボールをスタンドまでもってこいとは何事か!

かけぬけろ!

言われなくてもわかってるシリーズである。選手は必ずやかけぬける。かけぬけない選手などプロ失格である。自由にかけぬけさせてやりたいものだ。

きりひらけ!

きりひらくことすらも指示されなければならないのか、という選手たちの悲痛な叫びが聞こえてきそうである。きりひらくことくらい自分のタイミングで行かせてよ、と助っ人外国人が泣いている。

いのちもやせ!

殺す気か⁉︎という声も聞こえてきそうなワードである。そもそもいのちもやしてない人たちからいのちもやせと言われても選手としてはさすがに受け入れられない要求である。死ぬやろ。

おとこあげろ!

なんの文句かと怒られそうだ、プロ野球選手として十分すぎるほどにおとこをあげている人に対し、おとこあげろとはよく言えたものだ、これ以上なにがあがるのか、なにかそりあがるのだろうか。



と、まあ文句のように書いてしまったが、応援自体は選手のモチベーションを上げるという点で非常に素晴らしい側面がある一方で、上記のように、選手に対して失礼にあたる可能性を秘めているという認識をぜひ持ってほしいという思いからであるのでそこのところはおおめにみろ!