「どんきのようなもの」という言葉を聞いた事がある。ニュースかなにかで、聞いたと思う。「どんきのようなもの」は鈍器ではない何かである。私が生きている中でも「〜〜のようなもの」は沢山あるはずだ。
「うどんのようなもの」
「どんきのようなもの」から着想を得たこの作品は「どんき」と「うどん」の音の響きが似ている事からこの言葉が生まれた。「うどんのようなもの」はうどんではない、もちっとした太麺であり、黄金色の澄んだスープに入っているが、うどんではない。トッピングにエビ天をのせ、ワカメを入れるが、うどんではない。
うどんのはなし 購入ご希望の方へ | KIJI フリーライター 山田 祐一郎
「ドンキのようなもの」
あの有名店の「ドン・キホーテ」ではない。「ドンキのようなもの」である、店内はさまざまな種類の商品を豊富にとりそろえ、通路は狭いがドン・キホーテではない。アダルトグッズが異様にそろっているし、高級時計なども扱っているが、ドン・キホーテではない。激安の殿堂、なのに。
「ドンキーのようなもの」
ドンキーコングではないようだ。「ドンキーのようなもの」である。ウホウホいうし、胸もドカドカたたく。でもドンキーコングではない。昔はマリオの敵だったし、もともとはマリオのペットだったのにドンキーコングではない。スマブラでも活躍したのに。あくまで「ドンキーのようなもの」である。