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「社長になりたい」という漫才

普段漫才をよく見るのだが、設定として、意外と「社長になりたい」と言う漫才を見た事が無い、実際マイナーなところではやってたりするのかもしれないが、確実にメジャーな設定ではない。

ではなぜ一見わかりやすそうな「社長になりたい」と言う漫才はなかなか見る機会が少ないのだろうか。

 

社長業は責任の重い仕事であるから

社長は非常に責任の重い仕事である、もちろん従業員の仕事も責任はあるが、個人でやってる会社の社長であればなおさら責任は重い、なぜなら社長の判断次第で会社の存続が左右されるからである。こういった責任の重いテーマをおもしろおかしく漫才するのは気が引けるのもうなずける。

 

社長といっても何の会社なのかはっきりしないから

確かに、漫才では仕事にまつわるネタはたくさん見る、基本的には具体的な仕事についてである。例えばコンビニ店員、医者など、わかりやすくて具体的なものが多い、しかも仕事をテーマにした漫才は、漫才そのものの大半を占めているのではないだろうか。そんな中で、「社長」がテーマにならない理由はあまりに漠然としているため敬遠されるのだろう。

 

具体的な業態の会社の社長をやったらどうなるか

では実際に具体的な内容で会社の社長の漫才を考えていきたい。今回のテーマは「スマートフォンの部品を製造する地方の会社の社長」だとする、その場合、どういった内容の漫才になるのだろうか。

まず、最初に考えられるのが、会社を設立するところだ。その社長がそもそもなんで部品工場を経営する事になったかについて考えよう、今回のケースでは現社長は先代である父の経営を引き継ぐ形で社長となった、いわゆるオーナー企業の社長である。ここでまず、経営の方向性についてもめるところでひとネタできそうだ。親子の御家騒動も最近まで話題になっていたので悪くないだろう。

次に、従業員と社長の関係である、この場合、社長が幼い頃からずっとつとめている従業員のおじちゃんであったり、社長と年齢の変わらない世代の従業員との会話もあるだろう。社長はやはり社員の幸せを第一に願ってほしい、そんな思いもあり、普段から従業員とは積極的にコミュニケーションをhかる社長の姿もこれも一つネタとして使えそうだ。

もう一つ挙げるとすれば、社長として、資金繰りをうまくやるという事であろうか、銀行からお金を借りて経営の資金に当てる。銀行への借り入れのため、社長は頭を悩ませる事だろう。そんな銀行員との折衝も重要な仕事であり、ネタとして取り入れたいところ。

 

ではまとめよう

①経営方針についてモメる

②従業員とのコミュニケーション

資金繰りのための銀行との交渉

 

万が一、社長になる漫才を作る際はこの辺りを参考にして漫才を作っていただきたい。