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HARADAプライベイト

見ろ、あれが俺らが探していた両国国技館だ。見ろ、あれが俺らが憧れた力士だ。見ろ、あれが俺らが恋い焦がれたちゃんこ鍋だ。みろ、あれが俺らが求めていた力士の(やけに美人な)嫁だ。

違和感のある夏休みの日記

8月26日
今日は友達のアヴェ君と、山へ遊びに行きました。というのも、アブェ君は夏休みの初めにカヴト虫を取りに行っていたと聞いて僕もとてもカヴト虫が欲しいと思い、アヴェ君を山へと誘いました。
山へ着くと、ミインミインとアヴラゼミが鳴いていて、うるさかったので殺しました。※殺したアヴラゼミはスタッフがちゃんと土にうめました。
つくとすぐにアヴェ君は鍬形虫を13匹捕まえました、カヴト虫は思っていたよりも少なくて、ガッカリしました。

8月27日
夏休みもそろそろ終わるなあと思うと、少し死にたくなってきました。先生がこの日記を読んでいるということは、僕はもう死んでいるんですね。ウソです、安心してください、生きてます。ちなみに今日まで僕は全く宿題をやっていません。お母さんにも「もう!ゲイムばっかりしてないで、早く宿題終わらせなさい!」とせっつかれます。お父さんは「必ず納期までに宿題は終わらせるんだ、それでこそ先生の信頼を得ることができる。」となんだかビジネスライクなアドバイスしかもらえません。今日から宿題を始めたいと思います。

8月28日
今日の朝、いつものようにレディオ体操に行ったらなんだかレディオの調子が悪かったらしく、レディオ体操当番のアヴェ君のお父さんが「こいつぁ壊れかけのレディオ体操だな、ガッハッハ」と笑っていましたが、僕は徳永英明世代ではないのであまりピンときませんでした。でもラジオのことをレディオと呼ぶのはなんだかカッコよかったので、僕もレディオと呼ぶことにしました。ちなみに、アヴェ君のお母さんは、アヴェマリアではありません。

8月29日
今日、お母さんから「暑中お見舞い申し上げます。」という言葉を教えてもらいました。暑い時期なのでお体は大丈夫ですか?と気づかうごあいさつのことと聞きました。入院してるわけでもないのにお見舞いなんて、なんだか変だなあと思いました。というか、僕は暑中見舞っている状況ではなく、夏休みの宿題を早く終わらせなければいけません。今日の時点で全くやっていません。困りました。

8月30日
今日はとてもヒマでやることがなかったのでトランスフォウマアを全作見ることにしました。トランスフォウマアは1とか2とかではなく、ロストエージとかリベンヂとか順番がわからなかったので、とりあえず適当に見たら最新作から一番古いのをみたようで主人公がだんだん弱くなっていってました。これはこれで斬新だなと思いました。悪くないと思いました。先生、こんなに忙しい僕なんで宿題のことは目をつむっていただけませんでしょうか?

8月31日
先生、明日僕が学校に来なかったとしたら、僕はこの世にいないものと思ってください。僕は天国でオーシャンズイレヴンの三部作を見ていると思います。