HARADAプライベイト

見ろ、あれが俺らが探していた両国国技館だ。見ろ、あれが俺らが憧れた力士だ。見ろ、あれが俺らが恋い焦がれたちゃんこ鍋だ。みろ、あれが俺らが求めていた力士の(やけに美人な)嫁だ。

人生マラソン

人生は、マラソン大会みたいなもんだ、でもルール無しのマラソン大会だ。
基本的なスタートラインは同じだけど、走る方向は人によって異なる。
はじめは一見同じコースを走ってるように見えても、その人の見た目とか性格とかによって走っていくうちに随分と変わっていく。
あえて悪路を走る人もいれば、気がつけば茨の道になることだってあるし、平坦に見える道でも、大きな落とし穴があったりする。
途中で休んだら誰かに何か言われるかもしれないけど、それでもいい。
ゴールはそれこそ人それぞれで、だいたい1人だ。
すぐにゴールを迎える人もいるし、なかなかゴールを迎えない人もいる。
迎えたがらない人もいれば、迎えさせてもらえない人だっている。

よく考えれば、人生はマラソンとは全然かけ離れている。 

どちらかというと、人生は爪楊枝みたいなもんだ、先が尖っててて、木でできている。

いや、爪楊枝とは全然違うな。

人生は、靴下みたいなもんだ、履き潰されて、穴が空いたら、捨てられる。

いやいや、こんな悲しい話じゃない。

人生は、スーパーサイヤ人みたいなもんだ。筋肉ムキムキで、金髪で、強い。

なんか微妙に違うな。

人生は、瓶ビールみたいなもんだ。そそぎ、そそがれ、そそぎ返し、そそぎ返され。

これじゃない、人生はこれじゃない。

人生は、コインランドリーみたいなもんだ。雨の日に家で洗濯した衣類を乾かすために、何百円か投入して、何十分か待つ。

これは、俺の日常だ。







これは、俺の日常だ。